「疼痛ってどんな痛みのこと?」と疑問に感じたことはありませんか。
病院の診断書やカルテに書かれていて、意味がわからず不安になった方もいるかもしれません。
つまり、疼痛は特別にひどい痛みを意味するわけではなく、日常で感じる「痛み」と同じ内容を医学的に表現した言葉です。
この記事では、疼痛の意味や読み方から、原因・種類・対処法までをやさしく解説していきます。
疼痛とはどんな痛み?意味や読み方をわかりやすく解説
まずは疼痛の正しい読み方や、日常で使う「痛み」との違いから確認していきましょう。
医療用語に馴染みがなくても理解できるよう、基本的な部分から順番に解説します。
疼痛の読み方は「とうつう」
疼痛は「とうつう」と読みます。
日常生活ではあまり見かけない漢字のため、読み方がわからないという方も多い言葉です。
「疼」と「痛」は、どちらも痛むことに関係する漢字です。
それぞれの読み方を整理すると、以下のとおりです。
- 「疼」の訓読み:うず(く)
- 「痛」の訓読み:いた(い)、いた(む)
- 「疼痛」の音読み:とうつう
病院で医師や看護師が使う場面が多く、診断書や医療記録にもよく登場します。
たとえば「右膝に疼痛あり」「腰部の疼痛が持続」といった形で記載されるのが一般的です。
普段の会話ではほとんど使わない言葉ですが、医療の場では基本的な用語として定着しています。
患者側も読み方を知っておくと、診察時の説明や書類の内容を理解しやすくなります。
疼痛とは「痛み」を表す医学用語
疼痛とは、体に感じる痛みの総称として医療現場で使われる専門用語です。
ズキズキする痛みやジンジンする痛みなど、痛みの種類や強さに関係なく、体が感じる痛み全般を「疼痛」と呼びます。
国際疼痛学会(IASP)では、疼痛を「実際の組織損傷、もしくは組織損傷が起こりうる状態に伴う不快な感覚的・情動的な体験」と定義しています。
つまり、ケガや病気で体が傷ついたときだけでなく、傷が見当たらなくても本人が痛いと感じていれば疼痛にあたります。
具体的には、以下のような痛みがすべて疼痛に含まれます。
- 骨折や切り傷など目に見えるケガによる痛み
- 内臓の炎症や圧迫による痛み
- 検査では原因が見つからないが本人が感じている痛み
痛みの強さや原因にかかわらず、患者が訴える痛みはすべて疼痛として記録の対象になります。
疼痛と痛みの違いは言葉が使われる場面にある
疼痛と痛みは、指している内容は同じで、使われる場面が違うだけです。
日常会話では「お腹が痛い」「頭が痛い」のように「痛み」という言葉を使います。
一方で、医師が診断書やカルテに記録するときは「腹部に疼痛を認める」「頭部の疼痛が続いている」のように「疼痛」と書くのが通例です。
それぞれの言葉がどの場面で使われるかを整理すると、以下のようになります。
- 日常会話や一般的な場面:「痛み」を使う
- カルテ、診断書、医学論文:「疼痛」を使う
- 看護記録や申し送り:「疼痛」を使う
どちらも体が感じる痛みを表す言葉であり、疼痛のほうが痛みより重い症状を指すわけではありません。
疼痛という言葉だけで、症状の重さや緊急性を判断することはできません。
痛みの原因や程度を知るには、医師の説明を直接聞いて確認するのが確実です。
疼痛はズキズキ・ヒリヒリなどさまざまな痛みを含む
疼痛は特定の痛み方だけを指す言葉ではなく、あらゆる種類の痛みを含んでいます。
ズキズキ、ヒリヒリ、チクチク、ジンジンなど、痛みの感じ方は人によっても部位によっても異なりますが、どの痛み方であっても医学的にはすべて疼痛に該当します。
医療現場では、患者がどのような痛みを感じているかを正確に把握するために、痛み方の表現を細かく聞き取ります。
よく使われる痛みの表現には、以下のようなものがあります。
- ズキズキ:脈打つように繰り返す痛み
- ヒリヒリ:皮膚の表面が焼けるような痛み
- チクチク:針で刺されるような鋭い痛み
- ジンジン:しびれを伴うような鈍い痛み
- ギュッ:締めつけられるような圧迫感のある痛み
痛み方の違いが原因の特定にどうつながるかについては、第3章で詳しく解説します。
診断書に疼痛ありと書かれていたときの見方
診断書やカルテに「疼痛あり」と記載されていても、それだけで病気の重さや緊急性がわかるわけではありません。
疼痛は病名ではなく、「痛みがある」という症状を記録するための言葉です。
Yahoo!知恵袋でも「診断書に疼痛と書いてあったけど大丈夫?」「疼痛があると言われたら重い病気?」といった不安の声が多く見られます。
診断書の記載内容を正しく理解するために、確認しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 「疼痛」は症状を表す言葉であり、病名や診断名ではない
- 疼痛という記載だけでは、痛みの原因や重症度は判断できない
- 部位(どこが痛いか)や継続期間(いつから痛いか)もあわせて確認する
- 記載内容に不明な点があれば、遠慮せず医師に直接質問する
疼痛という文字を見て不安になる方は多いですが、医療者にとっては日常的に使う記録用語の一つです。
書類の内容で気になる部分があれば、次の診察時に医師へ確認すると安心できます。
疼痛とは何が原因?痛みが起こる仕組みを解説
疼痛が起こるとき、体の中ではどのような仕組みが働いているのでしょうか。
痛みが脳に届くまでの流れや、痛みの感じ方が変わる理由を解説します。
痛みの刺激が神経から脳へ伝わる仕組み
疼痛は、体が受けた刺激が神経を通じて脳に届くことで発生します。
たとえば指を切ったとき、傷ついた組織からは「ブラジキニン」や「プロスタグランジン」といった発痛物質が放出されます。
発痛物質が周囲の神経の末端を刺激すると、電気信号が生まれます。
信号は末梢神経から脊髄を通り、最終的に脳へ届きます。
脳がその信号を受け取ったとき、はじめて「痛い」という感覚が意識にのぼります。
痛みが脳に届くまでの流れを整理すると、以下のとおりです。
- 体の組織が傷つく、または炎症が起こる
- 傷ついた部分から発痛物質が放出される
- 神経の末端が刺激を受けて電気信号を発生させる
- 信号が脊髄を経由して脳に届き、痛みとして認識される
ケガが治って組織の修復が進むと発痛物質の放出も減るため、通常は時間の経過とともに痛みもおさまっていきます。
脳が痛みの強さを調整する仕組み
同じケガをしても人によって痛みの感じ方が異なるのは、脳が痛みの信号を調整する仕組みを持っているためです。
脳には、届いた痛みの信号を強めたり弱めたりする機能があります。
たとえばスポーツの試合中にケガをしても、興奮や集中によって痛みをほとんど感じないことがあります。
反対に、体調が悪いときやリラックスしているときには、同じ程度の刺激でも強い痛みとして感じる場合があります。
脳が痛みを調整する仕組みに関わる主な要素は、以下のとおりです。
- 脳内で分泌されるエンドルフィンなどの鎮痛物質が痛みを抑える
- 注意や集中が痛みの信号を弱めることがある
- 不安や恐怖が痛みの信号を増幅させることがある
- 過去の痛みの記憶が、現在の痛みの感じ方に影響する
痛みは単に体の損傷だけで決まるのではなく、脳がそのときの状況や心理状態を踏まえて強さを調整しています。
同じ疼痛でも日によって痛みの程度が変わるように感じるのは、脳の調整機能が関係しています。
ストレスや睡眠不足で痛みの感じ方が変わる理由
慢性的なストレスや睡眠不足が続くと、脳の痛みを抑える機能が低下し、疼痛を強く感じやすくなります。
脳が正常に働いている状態では、痛みの信号が届いても鎮痛物質を分泌して痛みを和らげる仕組みが機能しています。
しかし、ストレスや睡眠不足によって脳が疲弊すると、鎮痛物質の分泌が減り、痛みを抑えるブレーキが弱くなります。
その結果、通常なら気にならない程度の刺激でも強い痛みとして感じるようになる場合があります。
痛みの感じ方に影響を与える主な生活要因は、以下のとおりです。
- 慢性的なストレスによる脳の鎮痛機能の低下
- 睡眠不足による神経の過敏化
- 運動不足による血行の悪化と筋肉の緊張
- 不安や抑うつ状態による痛みへの注意の集中
検査で異常が見つからないのに痛みが続く場合、ストレスや生活習慣が痛みの感じ方に影響している可能性があります。
「気のせい」と自己判断して放置すると症状が長引くこともあるため、痛みが続くときは生活習慣もあわせて医師に相談するようにしてください。
疼痛にはどんな種類がある?代表的な3分類を解説
疼痛は原因や痛み方によっていくつかの種類に分けられます。
種類ごとの特徴を知っておくと、自分の痛みを医師に伝えるときにも役立ちます。
侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛・痛覚変調性疼痛
疼痛は発生する仕組みの違いによって、大きく3つに分類されています。
医療現場ではこの3分類をもとに痛みの性質を判断し、治療方針を決めていきます。
それぞれの名前だけを見ると難しく感じますが、痛みが生まれる仕組みに注目するとシンプルに理解できます。
3つの分類の特徴を整理すると以下のとおりです。
- 侵害受容性疼痛
ケガや炎症で組織が傷つくことで起こる痛みで、切り傷や打撲、関節炎などが該当する - 神経障害性疼痛
神経そのものの損傷や機能異常によって起こる痛みで、帯状疱疹後の神経痛や椎間板ヘルニアなどが該当する - 痛覚変調性疼痛
組織の損傷も神経の異常も明確でないのに痛みが続く状態で、線維筋痛症などが該当する
この3分類は互いに重なり合うこともあり、一人の患者が複数の種類の疼痛を同時に抱えている場合もあります。
たとえば、腰のヘルニアで神経障害性疼痛を抱えている方が、ストレスの影響で痛覚変調性疼痛も併発するといったケースが考えられます。
自分の痛みがどの分類にあたるかは医師の診察で判断されるため、痛みの感じ方や経過を正確に伝えることが大切です。
急性疼痛と慢性疼痛の違い
疼痛は痛みが続く期間によって、急性疼痛と慢性疼痛の2つに分けられます。
急性疼痛は、ケガや手術、炎症などがきっかけで突然発生する痛みです。
原因がはっきりしていることが多く、組織の回復とともに痛みもおさまっていくのが一般的な経過です。
一方で慢性疼痛は、通常の治癒期間を過ぎても3か月以上痛みが続いている状態を指します。
急性疼痛と慢性疼痛の主な違いは以下のとおりです。
- 急性疼痛
発症から数日~数週間で改善することが多く、原因への対処で痛みが軽減する - 慢性疼痛
3か月以上続き、原因の治療だけでは痛みが取れないことがある - 急性疼痛は体の警告信号としての役割を持つが、慢性疼痛は痛みそのものが病気として扱われる
痛みが長期間続いている場合は、我慢せずに医療機関で相談するようにしてください。
診察時に伝えたい痛み方や続いている期間
自分の痛みを医師に正確に伝えることが、適切な診断と治療への第一歩になります。
疼痛の種類は医師が診察や検査を通じて判断しますが、患者側からの情報が診断の重要な手がかりになります。
受診前に自分の症状を整理しておくと、限られた診察時間の中でもスムーズに情報を伝えられます。
診察時に医師へ伝えておきたい項目は、以下の5つです。
- いつから痛いか(発症した時期やきっかけ)
- どこが痛いか(痛みの場所と範囲)
- どのように痛むか(ズキズキ、ビリビリ、ジンジンなどの表現)
- どんなときに痛みが強くなるか(動作、時間帯、天候など)
- 痛み以外の症状があるか(しびれ、発熱、だるさなど)
痛み方や期間の情報は、医師が疼痛の種類を判断するうえで欠かせない手がかりです。
受診の前に、上の5項目をメモに書き出しておくと伝え漏れを防げます。
疼痛はどこに起こる?喉の痛みや部位別の特徴
ここでは、疼痛が起こりやすい部位や喉の痛みで考えられる原因、受診先の選び方を解説します。
痛む場所によって対処法や相談先が変わるため、部位ごとの特徴を把握しておくと役立ちます。
疼痛は喉・頭・胸・腹・腰など全身に起こる
疼痛は体のどの部位にも発生する可能性があります。
頭から足先まで、皮膚・筋肉・骨・内臓・関節など、神経が通っている組織であればどこでも痛みを感じることがあります。
日常生活の中で特に多くの方が経験する疼痛の部位としては、以下のものが挙げられます。
- 頭部:緊張型頭痛や片頭痛など
- 喉:風邪や扁桃炎による痛み
- 胸部:肋間神経痛や逆流性食道炎による痛み
- 腹部:胃腸の炎症や月経に伴う痛み
- 腰部:筋肉の疲労や椎間板の問題による痛み
- 関節:膝や肩の変形性関節症による痛み
「どこが痛いのか」を正確に把握することが、原因を突き止める第一歩になるため、痛みを感じたら場所と範囲を意識して確認するようにしてください。
喉の疼痛で考えられる主な原因
喉に疼痛がある場合、最も多い原因は風邪やインフルエンザなどの感染症による炎症です。
ウイルスや細菌が喉の粘膜に感染すると、体が異物を排除しようとして炎症反応が起こり、喉の腫れや痛みが生じます。
ただし、喉の疼痛は感染症だけが原因とは限りません。
喉に痛みが出る代表的な原因を整理すると、以下のようになります。
- 風邪やインフルエンザなどのウイルス感染
- 扁桃炎や咽頭炎などの細菌感染
- 声の出しすぎや乾燥による喉の粘膜への負担
- 逆流性食道炎で胃酸が喉まで上がることによる刺激
- アレルギー反応による喉の腫れや違和感
喉の疼痛が1週間以上続く場合や、飲み込むときに強い痛みがある場合は、感染症以外の原因が隠れている可能性もあります。
市販の風邪薬やのど飴で改善しないときは、自己判断で様子を見続けず、耳鼻咽喉科を受診して原因を確認するのが安心です。
痛む部位によって受診する診療科が異なる
疼痛がある場合、痛む部位に合った診療科を選ぶことが、早期の原因特定と適切な治療につながります。
「とりあえず内科に行けばいい」と思いがちですが、痛みの場所によっては専門の診療科を受診したほうが的確な診断を受けられます。
部位ごとに受診先の目安を整理すると、以下のとおりです。
- 頭部の痛み:内科、脳神経内科、脳神経外科
- 喉の痛み:耳鼻咽喉科、内科
- 胸の痛み:内科、循環器内科、呼吸器内科
- 腹部の痛み:内科、消化器内科、婦人科(月経関連の場合)
- 腰や関節の痛み:整形外科
- 全身のあちこちが痛む:内科、ペインクリニック(痛み専門の外来)
どの診療科を受診すればいいか迷ったときは、まずかかりつけ医や総合内科に相談すると、適切な診療科を紹介してもらえます。
痛みの場所や症状を事前にメモしておくと、受付や問診の段階でスムーズに伝えられるため、受診前に準備しておくことをおすすめします。
疼痛時はどう対処する?薬の種類と受診の目安
疼痛が起きたとき、まず気になるのは「どう対処すればいいのか」という点です。
使われる薬の種類や、医療機関を受診すべきタイミングについて解説します。
疼痛時に使われる主な薬
疼痛の治療では、痛みの種類や強さに応じて使い分けられる複数の薬があります。
なお、処方箋や薬の説明書に「疼痛時」と書かれている場合は、「痛みがあるときに服用する」という意味です。
決まった時間に飲む薬とは異なり、痛みを感じたタイミングで必要に応じて服用する頓服としての指示になります。
痛みの原因や分類によって効果を発揮する薬が異なるため、医師は患者の症状を確認したうえで適切な薬を選択します。
一つの薬ですべての痛みに対応できるわけではなく、場合によっては複数の薬を組み合わせて使うこともあります。
疼痛時に処方される代表的な薬の種類は以下のとおりです。
- NSAIDs(ロキソプロフェンやイブプロフェンなど)
炎症を抑えることで痛みを軽減する薬で、ケガや炎症による痛みに使われる - アセトアミノフェン
炎症を抑える作用は弱いが、脳に働きかけて痛みを和らげる薬で、年齢や体の状態を考慮しながら幅広く使用される - 神経障害性疼痛治療薬(プレガバリンなど)
神経の異常な興奮を抑える薬で、しびれを伴う痛みに使われる - オピオイド鎮痛薬
強い痛みに対して使われる医療用麻薬で、がんの痛みや術後の激しい痛みに用いられる
特に神経障害性疼痛や痛覚変調性疼痛は、一般的な鎮痛剤では効果が出にくいことがあるため、痛みが続く場合は医師に相談してください。
市販薬で様子を見られる場合と注意点
軽度の疼痛であれば、市販の鎮痛剤で一時的に痛みを和らげながら様子を見ることもできます。
ドラッグストアで購入できるロキソプロフェンやイブプロフェン、アセトアミノフェンなどは、頭痛や生理痛、軽い腰痛といった日常的な痛みに広く使われています。
ただし、市販薬はあくまで一時的な痛みの緩和を目的としたものであり、痛みの根本的な原因を治す薬ではありません。
市販薬を使う際に注意しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 用法・用量を必ず守り、決められた回数や量を超えて服用しない
- 胃への負担が大きい薬もあるため、空腹時の服用を避ける
- 他に飲んでいる薬がある場合は、飲み合わせを薬剤師に確認する
- 市販薬を飲んでも痛みが改善しない場合は、早めに医療機関を受診する
市販薬で痛みを抑えながら何日も過ごし続けると、重大な病気のサインを見逃す危険があります。
市販薬を適切に使用しても痛みが改善しないときは、痛みの裏に別の原因が隠れている可能性があるため、自己判断を続けずに受診するようにしてください。
強い痛みや長引く痛みで受診を考える目安
日常生活に支障が出るほどの強い痛みや、原因が思い当たらないまま長引く痛みがある場合は、早めに医療機関を受診してください。
痛みは体からの警告信号であり、我慢し続けることで症状が悪化したり、慢性化して治りにくくなったりするケースもあります。
以下のような状態に当てはまる場合は、受診を検討する目安になります。
- 市販薬を適切に使用しても痛みが改善しない
- 痛みが日に日に強くなっている
- 眠れないほどの痛みがある
- 発熱、しびれ、体重減少など痛み以外の症状を伴っている
- 突然の激しい痛みが起きた(胸や腹部の場合は特に注意)
突然の激しい胸の痛みや腹部の痛みは、心筋梗塞や急性腹症など緊急性の高い病気の可能性があるため、迷わず救急車を呼んでください。
痛みの原因がわからないまま不安を抱え続けるよりも、医師の診察を受けて原因を確認するほうが、結果的に早く痛みから解放されることにつながります。
まとめ|疼痛とはどんな痛みか正しく理解しよう
疼痛とは、体に生じるあらゆる痛みを指す医学用語で、読み方は「とうつう」です。
日常で使う「痛み」を医学的に表現した言葉であり、疼痛のほうが重い症状を意味するわけではありません。
痛みが脳に届くまでには、発痛物質の放出から神経を通じた信号の伝達まで複数のステップがあり、脳の調整機能やストレス、睡眠状態によっても痛みの感じ方は変わります。
また、疼痛は仕組みの違いによって侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛・痛覚変調性疼痛に分類され、種類によって使われる薬や治療のアプローチも異なります。
痛みが強いときや長引くときは、我慢せずに医療機関を受診してください。
自分の痛みがいつから、どこで、どのように起きているかを把握しておくことが、適切な治療を受けるための第一歩になります。
最後に
いつきのくに診療所では、 心や体の不調を一時的に抑えるだけでなく、
- なぜ不調が起きているのかを一緒に整理し
- 自分でも気づいていなかった負担や無理に気づき
- 少しずつ心や体がラクになっていく状態を目指します
「どうしてこんなにしんどいんだろう」
「このままの生活を続けていて大丈夫かな」
そんな思いを抱えている方が、安心して話せる場所として、 一人ひとりのペースに合わせたサポートを行っています。
もし今、「一度話してみたい」と感じているなら、 そのタイミングが最初の一歩かもしれません。
あなたのお悩みをぜひ一度お聞かせください。 最初は勇気がいるかもしれませんが、お話いただくことで少しでもほっとした気持ちになれることをお約束いたします。


